「標準体重は55kgだけど、私の体重は53kgしかないからやせてるわ」
・・・こういって安心している人。
「せめて標準体重まで落とさないと。あと10kg減量しなきゃ」
・・・と、無理な減量に励む人。
どちらも間違った情報の犠牲者です。
なぜなら標準体重は「身長と体重の比率」に基づいて算出されますが、もともと肥満の定義とは、そんなもので決まるものではないからです。
すでに最近では、一時期のように標準体重を理想的・健康的な身体の象徴ということは疑問視されていますが、「いったいどういう状態を肥満というのか」ということを正しく知ることがダイエットの第一歩であることは間違いありません。
では、肥満とは、何を基準に決まるのでしょう。
栄養学的にきちんと定義すれば、肥満は、「体重に占める脂肪の比率が大きいこと」ということになります。
男性の場合、全体重の中に脂肪が25%、女性の場合で30%をオーバーしている場合に、はじめて「太っている」と言われるのです。
つまり肥満とは、『体重(=重さ)』ではなく、『体組成(=作り)』のの問題である、と言い換えることができます。
たとえば貴ノ花のように筋肉がしっかりとついていれば、たとえ体重が140kg以上あっても、それは肥満ではありません。
要は、中身が問題なのです。
たとえ豊胸して胸を大きくしても、肥満では何の意味もありませんよね。
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